旅する小鉢

我が家のご飯の記録と、ご飯を通して考えたこと。

和食

トロなすと、はやとうり

乳幼児と一緒に聴けるオーケストラというのに、夫と2歳11か月、0歳4か月の娘を連れて出かけた。親子向けのコンサート、子どもが多少騒いでも大丈夫だし、演奏してくれる人がニコニコこっちを見てくれるのが嬉しいし、聴き馴染んだ曲が多いし、私が好き勝手に…

コーンスープ、長芋とオクラのサラダ、とりとえびとれんこんの餃子、アーリーレッドとえのきのマリネ

わたしは今育休中で、仕事をしていない。育児休業給付金は出るけれど、自分が働いて手にするお金というのが無い。育児は楽しいが、目に見える稼ぎがなくてたまにもどかしい気持ちになる。 近所のベビーマッサージに行ったり、オンラインの育児講座に参加した…

かき揚げ

子どものころ、素麺やざるそばがあまり好きではなかった。つるんと食べられるので一気にお腹がいっぱいになるのに、すぐにお腹が空く。それに最初から最後までつゆの味だけで飽きてしまう。でもおとなになって夏バテするようになって、夏にさっぱりしたもの…

ささみとザーサイの梅サラダ、ひじきのサラダ、パリパリきゅうりなど

友人にもらったサラダの本が好きでときどき作る。「味が決まる」とその友人が表現したとおり、家にあるシンプルな調味料でほんとうに美味しくできる。 先日ぱらぱらとページめくっていたら、「ささみとザーサイの梅サラダ」というのが出てきた。これは作った…

赤飯

「マルがつながったらお赤飯を炊いてください」と娘の保育園の先生に言われた。クレヨンでマルを描くとき、最初と最後がつながってきれいなマルができるというのは、思考がまとまることと関連しているらしく、素晴らしいことなのだそうだ。造形の先生が教え…

菊芋のきんぴら、菜の花の辛子和え、切干大根の煮物など

つわりがひどくて、2か月ほど全く料理ができなかった。においがだめなのでマスクをしながら料理していました、みたいな話を子育てサイトで読んだことがあるけれど、料理しようと思えるだけですごいわ…と思った。お米の炊ける匂いが、という程度ではなく、も…

鮭と野菜の生姜味噌煮

鮭、白菜、玉ねぎ、舞茸を味噌と生姜で重ね煮したものを夕飯に出した。2歳0ヶ月の娘は食べず、「チータ(チーズの意)」と要求してくる。ここのところ料理をさぼっていた後ろめたさはあったが、せっかく久しぶりに用意したご飯だしと思って娘に話した。「お…

里芋とブロッコリーのコロッケ

蕾という言葉も漢字も好き。花が咲く前の高揚感からか、控えめな慎ましい姿からか分からないけれど好きなものは好きなのであまり理由は考えていない。漢字が好きなのは、たぶん、蕾ってなんだか小さくて可愛らしいもののイメージなのに、この漢字は左右対称…

かき菜のおひたし

あれこれ手を加えたり味付けしたりしないと料理をしていないような気持ちになってしまうけれど、最小限の材料と工程ですごく美味しいものができたとき、自分はあつかましいなぁと畏れ多い気持ちになる。こういう感覚は定期的にやってくる。ということは、は…

鯛の切身塩焼きと春の山菜天ぷらなど

妻が香川の産直の店でお土産に菜の花、フキノトウ、タラの芽などを買ってきたので、夕食に。旅行先から妻の体調も悪かったこともあり、僕が担当。 菜の花はからし和え、フキノトウとタラの芽は、妻の要望で天ぷらに。 白ごはん.comで、天ぷらは片栗粉・小麦…

恵方巻きと鰯のつみれ汁

実家でも結婚してからも、恵方巻きはいつも買ったものを食べていたが、去年家で作ってみたら意外に簡単にできて楽しかったので今年も作ることにした。海鮮の恵方巻きを作ろうとしていて、でもちょっと体調が悪かったので、日にちをずらそうか(勝手すぎるわ…

鶴首かぼちゃのポタージュ、白いゴーヤのサラダ、白茄子のステーキなど

道の駅で珍しい野菜を買うのが大好き。旅行のついでに、鶴首かぼちゃ、白いゴーヤ、白茄子、ヴィオレッタ・ディ・フィレンツェという丸い茄子を買った。 バターナッツかぼちゃをスープやかぼちゃプリンにするのが大好きだけどスーパーだとなかなか売っていな…

コロッケ

実家の母からじゃがいもが送られてきて、「コロッケにしてください」とメモが添えてあった。そうしたらなんだかこのじゃがいもはコロッケにしてあげなきゃと思えてきて、普段全然やらない揚げ物をやってみた。 炒め玉ねぎのストックを作ってあったから、それ…

ピーマンの肉詰め

うちにはケチャップを常備していないので、ケチャップを使う料理をあまり作らない。でも先日夫がカレーを作るのにケチャップを買ったので、ケチャップを使う料理をということでピーマンの肉詰め。 わたしの母はピーマンを縦に割るのではなく、へただけ輪切り…

茄子とピーマンの煮浸しと、鶏もも肉の茹で漬け

一緒に出かけた日の夜に、たまには作りおきおかず作ってよねと言ってしまった。疲れて帰って、わたしはふらふらと20時ごろに寝てしまい、はっと目が覚めたら21時半だった。夫はまだ料理していた。晩ごはんに鯛めしを3合炊いたそうな。遅い時間だけどふたりで…

鱈の西京焼きと冷たい残り物

晩ごはんの準備をしていたのに、仕事や何かのお誘いで今日は要らない、と父に言われて母はよくがっくりしていた。朝から買い物に行って、下ごしらえをして、今か今かと待ちながら、家に着くころに温かいごはんを、と思っているのに要らないと言われると悲し…

きゅうりとハムと錦糸卵の酢の物

実家でよくこれが出た。わたしは日持ちしないおかずを作るのがおっくうなのであまり作らないが、暑くてさっぱりしたものが食べたいなあと思って作ってみた。作ってみて、なにかが違うと思ってふと考えると、千切りの細さだった。わたしのほうが細くて綺麗だ…

残り野菜のポタージュ

残り野菜のポタージュは不思議と何を入れても美味しい。今日は白菜、にんじん、玉ねぎ、しいたけ、ブロッコリーの茎、さつまいも。あともやしを練りごま、ごま油、砂糖、塩こしょうで和えたものが最近お気に入り。もやしって翌日になると水が出るのが嫌であ…

ピーマンとししとうの焼きびたし

おひたしにごまをふるとか、ポタージュに黒こしょうをふるとか、味もそうだけど見た目が一度に引き立つ。だから、レシピの本でこの料理を見たときはあんまり緑ばっかりで粋じゃないなあと思ってしまった。でもこれは敢えて、なのかな、と素朴な感じが却って…

長芋の煮物

ゴールデンウィークの最終日、夫に晩ごはんを作ってと頼んだ。さわらを焼いてみょうが、大葉にだし醤油をかけたものと、長芋の煮物。この長芋の煮物がとんでもなく美味しかった。 しゃくしゃく、ほくほくと歯ごたえがあるのにしっとりとだしが染みている。だ…

ぶりの煮付け、大葉と玉ねぎのオムレツ、鶏だしのスープなど

実家ではぶりといえば塩焼きか照り焼きかだったけれど、わたしは煮付けが結構好き。煮汁を作ってぽんと入れるだけで、千切り生姜も要らないし、炒め物を作ったときのようにガス台が汚れないし。 夫のお弁当のおかずがなくて冷蔵庫に残っていた大葉と玉ねぎを…

茄子とピーマンと豚こまの味噌にんにく炒め

初夏のように日差しが強い日、ゴーヤの味噌炒めと心に決めてスーパーに行ったのにしなしなのゴーヤしかなくて乗り気でなくなってしまった。ピーマンが家に残っていたので、茄子とピーマンと豚こまの味噌にんにく炒め。あと根菜のピクルスを作ってみたかった…

とうふめし

しばらく前の職場が日本橋で、昼に時々食べたくなって、お多幸・本店の「とうめし」を食べに行っていた。 今はなかなか行けないので、日曜のお昼に家で何となく、思いつくままのとうふめしを作ってみた。 豆腐は、醤油、だし醤油、みりん、日本酒で煮込んで…

クラムチャウダー、干し茄子のめんつゆ煮、切り干し大根

今晩はクラムチャウダーと干し茄子のめんつゆ煮と切り干し大根の煮物。組み合わせめちゃくちゃだけど気にしない。クラムチャウダー、生クリームが入っているので原価とカロリー的にはリッチなご馳走。そんな日に限って夫から晩ご飯は食べて帰るとの連絡。そ…