旅する小鉢

我が家のご飯の記録と、ご飯を通して考えたこと。

ピーマンの肉詰め

うちにはケチャップを常備していないので、ケチャップを使う料理をあまり作らない。でも先日夫がカレーを作るのにケチャップを買ったので、ケチャップを使う料理をということでピーマンの肉詰め。

わたしの母はピーマンを縦に割るのではなく、へただけ輪切りに落として筒状にして中身を詰めていた。そして中のひき肉はあらかじめ炒めておくのが母のやり方だった。大きくてかぶりつきにくいし、ぼろぼろ中身がこぼれるのだけど、それを箸でかき集めて…という動作そのものがわたしの中のピーマンの肉詰め。だからわたしも筒状にして、これでもかっというくらいひき肉と玉ねぎとにんじんを炒めた中身を詰めた。

そんなこぼれやすい肉詰めなので、詰めたところにふたをする。もちっ、どろっ、としていた記憶があるので水溶き片栗粉かと思って母に聞いてみたら、メリケン粉をふりかけているだけとのことだった。そのメリケン粉が焼いているうちに中の水分を吸ってもちっとしていたのかな?わたしはそれがなぜか好きだった。

あと、母はいつもフライパンで焼いていたが、わたしは魚焼きグリルで焼いてみた。焦げ目がいい感じについてなかなか気に入った。

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