旅する小鉢

我が家のご飯の記録と、ご飯を通して考えたこと。

かき揚げ

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子どものころ、素麺やざるそばがあまり好きではなかった。つるんと食べられるので一気にお腹がいっぱいになるのに、すぐにお腹が空く。それに最初から最後までつゆの味だけで飽きてしまう。でもおとなになって夏バテするようになって、夏にさっぱりしたものや酸っぱいものが食べたくなる感じが分かるようになってきた。とはいえ、麺だけだとやっぱりもの足りない。

 

最近実家に帰省していて、母が素麺と一緒にかき揚げを作ってくれた。質素なごはんが一気に豪華になる。揚げ物、面倒くさいからいいよいいよと思うが、あると美味しくて止まらない。そこで我が家でもこの夏は素麺にかき揚げを何度も作った。週末になると娘のおうち遊びをかねたピザか、この素麺かき揚げの昼ごはんだった。あまり美しい見た目にできないので写真を載せるのがあれだけど、夏の思い出として。

 

 

必ず入れるのはさつまいもと玉ねぎ。いも類を入れると娘が食べてくれる。その他わたしが好きなのはとうもろこし、こぼう、ピーマン。意外なヒットはパクチー、バジル、ブロッコリー

 

それと、カリッと揚げられたなと思ったときの自分なりのメモ。

・温度180度以上

・薄力粉に片栗粉を足す

・揚げ油にココナッツオイル(無味無臭)を足す

・途中であれこれいじらない

 

この夏何度も作ったので、何がお好みだったかしらん、と夫と一緒に好きな具材を書き出してみたら、夫は「貝柱、大葉、パクチー、小えび」と書いていた。一度だけ貝柱を入れたがうまく揚がらなくてそれっきり。あとは入れたことない。夫の頭の中は私の夏の思い出とは違ったようだ。


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