旅する小鉢

我が家のご飯の記録と、ご飯を通して考えたこと。

次女の一歳の誕生日 ピザ、えびフライ、米粉の蒸しぱんなど

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2021年6月14日

次女の一歳の誕生日。長女がはじめての誕生日を迎えたときは、両方の両親が遠方から来たので、何日もかけて買い出しに行って料理してお寿司を取って…と一大イベントだった。けれどなんだろう、次女が生まれてからの一年、よく覚えていない。誰に聞いてもふたりめはそんなもんよ、と言われるが、コロナもあってあまり出歩かなかったし、節目節目の記憶があまりない。誕生日も、長女が食べてくれるものをと考えてしまう。ということでピザパーティ。生地を前日に仕込んで、ソースは当日朝娘たちがなぜか4:00から起きたのでそのときに。隣駅の八百屋でちょうどバジルが売っていたのでそれも一緒に。それと、これも長女が食べてくれるようにとえびフライとうずら卵フライを作った。義母が野菜スープを持ってきてくれたのでそれも一緒にいただいた。

 

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今回は義母だけが来た。その後、ケーキを食べる時間に母も来た。父たちは来なかったのでその分準備も少なく済んだはずだけど、なんだかわわーっとしてあっという間に終わった。

一歳の誕生日ケーキというのは食パンをセルクルで抜いて、水切りヨーグルトを生クリーム代わりにしてケーキに見立てるっていうのが定番のようなのだけど、へそまがりの私はそれをやりたくなかった。と言っても一歳が食べられるものなんて限られているので米粉蒸しぱんにした。小麦粉でなく米粉なのは特にこだわりではなく持っていたレシピが米粉だったから。それも、長女のときはちょっとでも砂糖を減らそうと思って、砂糖を減らしてもきちんと膨らむかしらと事前に練習で作ったものだが、次女のときはぶっつけ本番だった。なんかいろいろ適当でごめん次女。それにかぼちゃを潰したものを飾りで乗っけた。乗っけながら、長女は11月、次女は6月生まれで、どちらも苺のない季節だなぁと思うと悔やまれた。毎年2月の夫の誕生日にフルーツタルトを作っているが、苺はケーキに映えるから必ず買う。なんだか夫が恨めしくなってきた(笑)

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もともと人を家に招いて一緒にごはんを食べるのが好きだったが、産後そういう機会も減ってしまったし、コロナでさらに無くなった。親族だけとはいえひさしぶりのイベントごとだった。あっという間に大きくなってしまった次女、ごめんごめんという気持ちが大きすぎて、私が自分のテンションをあげるのに必死だった。お祝いごとだから、と思ってひと手間かけたつもりだった…ピザのトッピングに揚げ茄子を用意したり、うずらの卵は衣が剥げないようにパン粉を二度漬けしたり、テーブルにちょこっと飾り付けをしたり…でもいざ会が始まるとあっという間に終わってしまったし、今日の料理について誰も何も言ってくれなかった。ということに気づいたのは、あとで写真を見せた母だけが「わあ、おいしそうにえびフライ揚げたね」と言ってくれたからだった。