旅する小鉢

我が家のご飯の記録と、ご飯を通して考えたこと。

離乳食の記録

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2021年6月9日(水)

あと数日で次女の初めての誕生日。始める前は億劫だった離乳食も、始めてみるとここまであっという間だった。1歳直前の最近の離乳食の様子を記録として。

 

保存しているストックはこんなもん。
・にんじん、南瓜、大根などを2センチ厚くらいに大きく切って焚いたもの:舌と歯茎ですりつぶす練習をするため、柔らかく煮るが大きさは大きいほうがよいと保健センターで教わったので。
・白菜かキャベツをごそっと焚いてみじん切りにしたもの:野菜のかさ増しに。
・ゆでて火を通した刺身:鯛の煮汁はいい味が出るので、だし醤油を入れて残りの家族のお吸い物に。
・ハンバーグ:まだ歯は上下4本ずつで肉の塊は噛み切れなさそうなのでひき肉のみ。豆腐と片栗粉を混ぜる。6か月以降は鉄分が不足しますよと言われたので最近は牛肉多めで。そのままだと飲み込みにくいごぼう、しいたけ、ピーマンなどをみじんぎりにしたものを入れる。
・全粥:1歳直前で、90グラムくらい。最近、味がない白いお粥を嫌がるようになりだしたので、食べさせるときにしらすを混ぜたりおかずの汁を混ぜたり。
・食パン、ホットケーキ:つい最近ホットケーキを食べさせはじめた。手づかみでぱくぱく食べてくれるが口の中でコロコロ固まるとおえっとなるので要注意。

これらは冷凍してある。あとはたんぱく質のバリエーションとして豆腐、納豆、卵が冷蔵庫にあるのと、果物。

 

いつもストックから野菜を数種類、たんぱく質一種類出して小鍋に入れて、味付けは鰹節か、昆布か、もしくは粉ミルク。ホワイトソースを作るのが億劫で、その他の家族のごはんがグラタンとかでホワイトソースを作るときはそれを取り分けているがあとは粉ミルクをぽんっと入れてミルク煮ということにしている。鉄分補給になるので完母の人も離乳食用に粉ミルク買ってくださいと保健センターで言われたのも、言い訳。

 

こんな具合で毎食が粥+野菜のスープ煮みたいな感じになってしまう。それでたまにちょっとだけ手をかけて、おかずを二つに分ける(次女ごめん)。そのひとつが冒頭の写真で、にんじんの白和え、だいこん(この日はだしパックで焚いた)のしらすのせ。

 

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これは6月3日(木)のごはん。この日は枝豆をゆがいたので食べさせてやろうと思ったのだったかな。

 

手がべたべたになるし、ちゃんと衛生的に扱えているか不安なのであまりハンバーグが好きではないのだが、離乳食では必須だったのと、あと長女(3歳6か月)に白菜やねぎを食べさせる方法が餃子しかなくて餃子ばかり作っていたのであん作りが上手くなったと思う。きちんと水を切ること、当たり前だけどそれが全てだな。先日夫が餃子を作ったときにタネから水が出てきていて、「あらら」とコメントしたが内心「ほっほっほ」と思った。

 

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長女のときに離乳食調理セットを買おうか迷ったが、料理上手な知り合いに聞いたら買わなくても全然大丈夫だよとのことだった。実際、たくさんの量を一度に下処理して冷凍してしまうので、離乳食調理キットだと小さすぎたなと思う。離乳食を作るのに役に立ったものをメモ。

・ハンドブレンダー:あってほんとによかった。全粥になるまでのお粥のすりつぶし加減、全部できた。あとペーストにするもの、みじん切りにするもの、ありとあらゆることができた!
・こし器
・すり鉢とすりこぎ:100均で買った小さいものなので大量に下処理するのには適していなくて、食べる前にちょっとすりつぶしたかったり形を崩したりする用。離乳食用に買った唯一のものだが、離乳食が終わってもごまをするのに使えるかなと。


もう二度とやりたくない、と思う工程はあまりなかったが、いちばん疲れたことも記録としてメモしておこう。初期のころの白身魚とかほうれん草の裏ごし。離乳食の本には「こす」と書いてあるが、白身魚はどんなに力を入れても網目を通らなかった。「すりつぶす」の間違いじゃないか?かたまりになって喉につっかえても怖いので結局お粥に混ぜて食べさせた。ほうれん草も、数株の束を買ってもくたくたに煮て裏ごしするとほんの大さじ1杯とか2杯くらいにしかならなくて、残りの繊維ばかりのを大人がおひたしにして食べたがそれもテンション下がった。

 

そんなところ。