旅する小鉢

我が家のご飯の記録と、ご飯を通して考えたこと。

一週間のごはん記録

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毎日ごはんどうしようと悩んでいるのに次から次へと記憶は消えていく。ので、なんの山場もないけれど先週のごはんの記録。

 

2022年8月21日(日)

土曜日に花火を見に行き日曜日に海に行きと外出しっぱなしで外食続きだったので、日曜の夜くらいは何か作ろう、と思ったけれどなにせ海帰りなので選択肢はごはんと納豆もしくはそうめんくらいしかない。ということでそうめん。金曜日に宅配で届いた野菜のセットが南瓜、ししとう、なすで、どれも揚げ浸しにしたら美味しそうだなあと思っていたので揚げた。ついでに大葉も。長女(4歳9か月)は揚げ物のお手伝いがやりたくてたまらないらしいので「自分で作ったものを食べてくれるなら」という下心もあって手伝ってもらったが、食べたのは南瓜と大葉ちょっとだけ。せっかくの無農薬野菜は大人のお腹へ。

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8月22日(月)

長女の保育園のクラスに新型コロナウイルスの陽性者が出て、長女は濃厚接触者ということで登園自粛になった。本人は思いがけないお休みにウキウキしている。私はやらないといけないことがあったのでつきっきりで付き合えないし‥と思っていたが、ちょうど次女(2歳2か月)が興味を持って取り組んでいたのり貼りを出してきたらやるというのでやらせてみたらしっぽり取り組んでくれた。午後はこんなときのためにと買っておいた紙粘土を出し、でなんとなく一日過ごせた。本人は「雛人形で遊びたいから出して」と言っていたが笑。


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昨日食べてくれなかったししとうとなすを食べさせたくてミートソースに入れようと思ったのに、長女と料理しているとどちらも入れるのを忘れてしまった。玉ねぎ、にんじん、しいたけ、ピーマンのミートソースのスパゲッティ。長女はにんじんを切ってくれた。これは長女も次女も食べてくれた。


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8月23日(水)

昨日登園自粛だったし、夜ごはんはミートソースを作ったし、今日は刺身を買って帰るだけ、と思って、そう思いついた瞬間もうごはん作り終了の気分でわくわくしていた。刺身の半分は出汁醤油で、もう半分はアボカドも入れてカルパッチョみたいなドレッシング作って味付けて、あとは長芋とオクラに出汁醤油かけたものと、残り物の切り干し大根とパリパリきゅうり(書き出してみると醤油味ばっかりやな)。

あっという間に準備が終わってイエーイと思っていたのに、こんな日に限って子どもが「ちゃぶ台で食べる」と言い出し、お人形も一緒に、とか言ってお椀を余分に持っていくので洗い物がめちゃくちゃ増えて結果タスクを増やされてしまった。

長女はあまり刺身が好きではないのであまり食べず。2歳になる前から刺身を食べさせた次女は青魚でもなんでも食べる。鰯の刺身も大好き。好みが違うのでこれもいつも悩みの種。
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8月24日(水)

朝早く目が覚めたのでネットサーフィンしようと思ったら次女が起きてきた。きなこもちを食べると言って聞かない。パンにきなこをかける?と聞いても断固拒否なので朝からだんごを作る。この次女はきなこのだんごが大好きなので我が家には白玉粉ときなこが常に常備されている・・。
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この日の夜ごはんはスペアリブの煮込み。食料品の宅配注文のカタログに載っていたレシピ。よくよく見てみたら「酢大さじ2/1」などという意味不明の誤表記があって、レシピ通りに計量して味見をしない私は混乱してめちゃくちゃな計量になったのでなんやら味が薄くなった。でも「全部食べないとぶどうは無いからね」と話すと長女が次女に食べさせ、私は長女に食べさせて完食した。

良いか悪いかわからないけれど、この方法を取るようになって少なくとも自分の心がだいぶ落ち着いた。「嫌いだったら食べなくていい。でも食後のデザートはありません」子どもの欲のために食べものを捨てるのが嫌だ。


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8月25日(木)

「あ〜ごはんが無いわぁ」とつぶやくと「じゃあお外で食べる?」と長女が言うので近所にカレーを食べに行く。さっさと食べないくせに外食するのが好きな長女。この店に先日行ったとき、隣で海老フライを食べている人がいた。「これ食べられるんですか?」とお店の人に聞きながら何やら雰囲気がざわざわしている。あとからお店の人に聞いたところ、そこは大分県姫島産の車海老をフライにしているんだけれど、この姫島産のエビのみそは加熱すると固まるのではなく溶け出すのだそう。その色がまた赤いので見た目がちょっとグロテスクだそうで。みそが好きな人は喜んで食べるけれど、お隣さんは気持ち悪かったらしい。「えーもったいない!わたし大好きです!次はそれいただきます」と話して帰ったのだけど、その会話を長女が覚えていた。「あのエビが食べたい」。

外食すると洗いもんも無いし楽だな。

 

8月26日(金)

前日外食したので今日は家で何かせな。でも昨日お金を使ったし、何か残り物で、と思って、ごはんと納豆と味噌汁と、あと油揚げと白ネギを甘辛く煮詰めたのとパリパリきゅうり。次女は箸が使いたくてたまらないらしくて、ただただぎゅっとにぎっているだけだけれどたまに器用に食べ物をつかむ。


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ここのところ、だしを取ったいりこをそのまま味噌汁の具にして出していたら子どもが嫌だというので別に甘辛く炒めようかと思ってよけておいたのに、なぜか長女がそれを鍋に戻して具としてよそっていた。自分のお椀には入れないのに私のにだけ大量のいりこ。これがまた大きないりこで、「ほらこのお魚お口あいてるよ」とか言いながらじろじろ見ているので、食べるときもなんだか小魚一尾一尾と目が合うようで変な気持ちになった。


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そもそも「保育園のいりこが美味しい」と言うからいりこを買ってきたのに、家で同じようにしてみてもなかなか食べてくれない。青い野菜が嫌いなのに、保育園のブロッコリーは美味しい、などとも言う。なんやねん!と思いながらいりこを食べた。

我々がそうやって質素な食事をとっていると、夫が仕事を終えてやってきた。「あ〜やっと人手が増える。子どもたちに食べさせるの手伝ってくれ〜」と思っていると、自分はたくわんをチャーハンにするとか行って台所に入っていった。これが一番美味しいんだな。なんか悔しい。あと30分早く上がってみんなのチャーハン作ってほしいわ。


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こんな感じの一週間でした。